いよいよ製作開始です。
今回のコンセプトは、【小学生にも作れる高性能お手軽風力発電機】です。
プロペラの角度や枚数などは計算もしませんし、気にも掛けません。(単に面倒なだけ・・・。)
高出力な風力発電機にするには高回転でなくてはなりません。
しかし高回転にするにはいろいろとやっかいなのです。
小学生でも発電を実感することができるためには、少しの電気でもいいから、簡単に回って発電できる必要があります。
そうなると少しの風で回転を始める多くの枚数のプロペラの風車にすればいいのです。
ハブダイナモを使った風力発電機を製作している方はたくさんおられますが、わざわざプロペラまで別に作って車輪に取り付けています。
性能はいいのでしょうが、小学生には少々難しいのでもっと楽をすることにします。
スポークを利用してプロペラを作るのです。
隣り合ったスポークに紙を貼ってみると、いい具合にひねりが効いています。
そうそう、今回のコンセプトで言い忘れていたことがあります。
【リサイクルも兼ねていて、環境と地球と人に優しい工作】です。
今はやりでいいですね~。
ん?【人に優しい】って?
これは強風でプロペラが飛んでしまっても、紙でできているので危なくないということです。
すばらしい!
ということで、雨にも強い紙と言えば牛乳パックです。
牛乳パックは他にもいろいろ使えてとても便利です。
困ったときの牛乳パック!ぜひ憶えておいてください!・・・・。
紙の取り付けには何を使おうか悩むところです。
雨に強くて、強い力が加われば取れてしまうもの・・・・。
いろいろ考えて試して辿り着いたのが、ホットボンドです。
プラスチックのスティックを熱で溶かして接着するものです。
いろいろ使えてとても便利です。
困ったときのホットボンド!
ぜひ憶えておいてください!・・。
牛乳パックを切っていき、ホットボンドで取り付けていきます。
いや~ほんと工作は楽しいですね。
童心に返ってしまいます。