実際に温度が上がるのかどうか、まずは実験です。
長さ2mのパイプを買ってきて蓋を加工し、水を入れて太陽光に当てます。
夕方蓋を取ってみると・・・熱い!
十分使えます。
しかもまだ黒色で塗装していない状態です。
このときまだ温度計を持っていなかったので何度まで温度が上がるのか分かりませんでした。
次にお風呂に何リットル使っているのか計測します。
すると約240Lでした。
ということは直径10cm、長さ4mの塩ビパイプが8本必要です。
初めは前ページの図のように、2mの長さのものを縦に並列につないで作る予定でした。
そうするとパイプの蓋や、塩ビ小物などが沢山必要になり、また、加工部分も多くなり大変ですし、故障の確率も上がります。
そこで4mのパイプを横に並列につないで作ることにしました。
これだと2mのものの半分の部品と手間で済みます。
しかし屋根の傾斜と水の出口の高さの関係から、パイプに残る水の量を少なくする工夫をしなくてはなりません。
それには二つの水の回路を組み合わせて傾斜を稼ぐことで解決しました。
説明が難しいので以降の写真から理解してみて下さい。