付録の付録(雑誌本体とも言う・・・)の作り方の説明を読みます。
手のひらの熱で動くわけですから、かなりシビアな調整がいるはずです。
キットを取り出してみます。
思ったより作りがよく、期待がもてます。
細かい部品がたくさんあるので、説明文をよく読んで組み立てていきます。
<シリンダー>
<ピストン>
シリンダーはプラスチックで、ピストンはスポンジです。
さすがに手のひらの熱で動くだけのことはあります。
ピストンは少々心許ないですが、大丈夫でしょう。
ダイヤフラムというシリコンゴムでできた膜が、精密機械の部品っぽくていいですね。
小さなネジばかりなので、その大きさにあったドライバーが必要です。
シリンダーにゴムパッキンをはめて密閉します。
小さな温度差で動くようになっているので、空気漏れは致命的です。
ピストンの上下運動を、回転運動に変えるリンク棒を取り付けます。
リンク棒は運動を変えるだけでなく、エンジンを動かし続けるための機構でもあります。
このリンク棒を、ピストンとダイヤフラムにそれぞれ取り付けますが、二つには90度の移相をもたせます。
ここがミソです。
いや~、よく考えましたね~。
感心します。
後は、はずみ車にするために、CDのような円盤を取り付けます。
いろいろと微調整をして完成です。
はずみ車を回してみると、ダイヤフラムやピストンが不思議な動きをします。
いよいよ運転してみます。