小型発電機を探してみても使えそうなものはありません。
主に夜間に使用するので、発電機には燃料が必要になります。
ガソリンとか、灯油、アルコールなどです。
思いつくのはポータブル小型発電機、模型用燃料電池、スターリングエンジン・・・。
ポータブル小型発電機は、ポータブルとは言っても自転車で持ち運ぶには大きくて重たすぎます。
しかも一度に発電する発電量も多すぎて余ってしまいます。
これだと原付バイクにした方がよっぽど効率的で安全です。
ラジコン用のエンジンなんか使えないかなと思いましたが、それはそれで使いづらいことがわかりました。
ラジコン用エンジンは、主に小型の2ストロークエンジンで、高出力です。
燃料消費も激しく白煙を吐き、音もうるさいです。
これを使うくらいなら原付バイクにします。
しかしラジコンエンジンも奥が深いですねぇ。
このエンジンを見て驚きました。
凄い人がいるものです。
燃料電池は以前からエタノール燃料の小型のものが発売されると発表されていますが、未だに見かけたことがありません。
いわゆる出す出す詐欺ですね。
もう10年以上も言っている気がします。
携帯ラジオサイズで、燃料は手に載るくらいの大きさのカートリッジ式アルコール。
これ一つでノートパソコン1日分の電力が供給できます、、とかなんとか。
試作機はいろいろ出されていますが、どうなっているのでしょう。
私の求めているのはまさにこれなのです。
高出力でなくてもいいから、長時間ゆっくりと電力を供給してくれればいいのです。
現在小型の燃料電池で入手できるのは、水素と空気中の酸素とを反応させて発電させるタイプです。
水素を購入するのはかなりお金がかかりますから、それ以外でよく使われる方法として、太陽電池で水を電気分解して酸素と水素を作り、それを使って燃料電池から電力を取り出すというやり方です。
イメージとしては、太陽電池で燃料電池を充電する感じです。
私の使い方からすれば無駄な使い方です。
この方法にするくらいなら、始めから太陽電池で電動アシスト自転車のバッテリーに充電します。
燃料電池を探していたら興味深い記事を見つけました。
なんと燃料電池で自転車を動かし、ついにはナンバー取得までしてしまった記事です。
燃料の水素を調達する必要がありますが、なかなかの性能です。
スターリングエンジンには様々なタイプがあります。
温度差によってシリンダーが動き、それを回転に変えてエンジンにします。
中には手のひらの温度と、大気の温度の差だけで動くものもあります。
これくらいのものになるとかなり強力なものになり、発電機を取り付けたり、動力として利用できます。
さらにおもしろい使い方として、スターリングエンジンにプロペラをつけて薪ストーブの上に置き、暖かい空気を送風するものもあります。
薪ストーブの熱だけで動きます。
大きなものでは木材の屑などを燃やしてスターリングエンジンを回して発電し、売電しているものもあります。
つまり温度差があればいいのです。
これが使えれば、夜間、スターリングエンジンを手に持っているだけで電動アシスト自転車に充電できるかもしれません。
だんだん欲しい発電機に近づいてきましたよ。
次回、ついに見つけた!