最後はバイオマス発電です。
木材を燃やしてお湯を沸かし、その水蒸気でタービンを回して発電する方法が一般的です。
火力発電の燃料である石油の代わりに木材を燃やすイメージです。
他にも家畜の糞尿や下水汚物、などの有機物を発酵させ、出てきたメタンガスを燃やして発電するものもあります。
最近できたおもしろいものでは、香川の廃棄うどんでメタン発酵させ、発電させています。
これらも個人では難しそうです。
有名なところでは、岡山の真庭で昔からバイオマス発電に取り組んでいます。
真庭は木材の町として有名です。
製材するときに出る廃材をつかって発電しています。
発電だけでなく、ペレットストーブ(薪ストーブの一種)の燃料としてペレットに加工して販売しています。
このペレットとはウサギの糞ほどの大きさに木材を押し固めたもので、袋詰めにされて売られています。
【原工務店より】
石油ストーブに石油を給油するのと同じ感覚で燃料補給ができます。
このバイオマス発電も個人で取り組むのは難しいでしょう。
以上から、太陽光発電意外で個人として取り組みやすいのは水力発電ではないでしょうか。
買い取り価格も36円/kwhですし。
もちろん他のすべての発電方法も個人で取り組むことはできます。
ここではあくまで系統連携できるかどうかを基準にしています。
つまり、個人で再生可能エネルギーに取り組むには、太陽光発電が最適で、今年1年が最後ですよということです。
その後押しとして、東京都はこのようなサービスを始めたような気もします。
しかし遅い!
するなら3年前でしょ。
国としてはこれ以上の太陽光発電は抑えたい、しかし東京都は進めたい、というような構図に見えます。
よくわかりません。
もしかしたら太陽光発電のためのデータベース作りというのは大義名分で、実は得られたデータを別の何かに使おうとしているのかもしれません。
莫大な税金をつぎ込んで、太陽光発電を設置しようとする人のためにデータベースを作るというのはちょっと納得できません。
何か他の重要な秘密が隠されているように感じてしまいます。
このような取り組みはおもしろいのですが、実際に太陽光発電を取り付ける場合は業者に見てもらうのが一番です。
現地で計測が一番信頼できます。
ただ、今は良くても数年後に南にビルが建ってしまったということにもなりかねません。
そのような計画まで表示されると、今後の参考にはなると思います。
このサービスはあくまで参考にしかなりませんが、どのような使い勝手になっているのは楽しみです。
でも何で今頃なんだろう・・・・。