昨年に引き続き、懐かしいノコギリクワガタを見つけました。
子供の頃、クワガタやカブトムシがいつもいる木があって、学校から帰るとその木を蹴って落ちてくるクワガタを捕まえていたものです。
その中でもノコギリクワガタはみんなのあこがれでした。
オスの大きさは7cm位にもなります。
ノコギリクワガタは体の大きさによってアゴの形が異なります。
小さい個体は小さくまっすぐなアゴに、中くらいのものは少しだけ曲がったアゴになります。
そして大きなものは水牛の角のような立派なアゴになります。
あのカーブが絶妙で子供心にもワクワクしたものです。
さらに体の色が黒ではなく、赤褐色なら文句の付けようがありません。
今回見つけたクワガタは倉庫の裏にいました。
かなり大きくアゴも立派で、体の色は赤褐色です。
久々に目が輝いてしまいました。
足の付け根の黄色い色は、そこに小さな毛が生えていて、それが光を反射して黄色に見えているようです。
角度を変えると微妙に変化します。
体の隅々まで艶やかで野生の美しさがあります。
アゴに挟まれてみたかったのですが、子供の頃、クワガタに指を挟まれて血が出た記憶があるのでそう簡単には試せません。
調べてみるとノコギリクワガタのアゴの力はそんなに強くなく、挟まれても血は出ないとのことでした。
そのかわりパフォーマンス能力に優れ、活発に動きます。
敵を挟んで投げ飛ばしたりします。
威嚇するのも見ていると面白いです。
やはりいつの時代でもノコギリクワガタは花形のようです。