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          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

土瓶落とし

毎度おなじみの尺取り虫です。

シャクガという蛾の幼虫です。

尺取り虫1

えっ、どこにいるか分からないって?木の枝のような、何か実のような目の前のものがそうですよ。

尺取り虫2

調べてみると世界中にたくさんの種類がありすぎて、このシャクトリムシの名前を見つけることはできませんでした。

でもシャクトリムシについておもしろいことが分かりました。

 

一つ目は、シャクトリムシの中には木に擬態するものが多くいます。

自分より太い木を後ろ足でしっかりと掴んで斜め上に向いて体を固定します。

するともう木の枝にしか見えません。

 

お茶を入れた土瓶を、木の枝だと思って擬態したシャクトリムシに引っかけると、土瓶は落ちて割れてしまいます。

こういったシャクトリムシを昔は「土瓶落とし」といったそうです。

尺取り虫3

まさにこのシャクトリムシがそうじゃないですか。

さわっても体を硬直させて動きません。

いじっていると本当は木の枝なんじゃないかと思っていまいそうです。

ですので動いて長さを測ってくれません。

少し物足りないです。

 

2つ目は、シャクトリムシに体の長さを測られると死んでしまうという言い伝えがあるらしいのです。

そういえば子供の頃そういっていた記憶があります。

手とか腕に乗せて遊んでいましたが、シャクトリムシがある程度まで進むと急いで放り投げて逃げていました。

すっかり忘れていました。

 

しかしシャクトリムシは「土瓶落とし」よりも動いている方がおもしろいですね。

尺取り虫4

 


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