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          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

ミヤマクワガタ

夏になると、夜に部屋の明かりを目指してたまにやってきます。

このとき捕まえたのは昼間でした。

ふと見ると土間にいたのです。

珍しいことではありません。

犬に食べられなかったのは運がよかったです。

ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタは、名前の「深山(みやま)」の通り、山奥に住んでいます。

暑さに弱いので、町中での飼育は難しいそうです。

成虫では越冬せず短命です。

 

とてもデリケートで環境によっては、すぐに弱って死んでしまいます。

見た目は強くてしぶとそうなのに。

 

私が子供の頃、カブトムシやクワガタ取りに夢中になっていました。

学校から帰るとすぐに友達と採集に行っていました。

虫が集まる場所が決まっているので見回りに行くのです。

 

見て見つからなかったら、木を蹴ります。

すると何匹か落ちてきます。

ノコギリクワガタや、カブトムシ、カナブンなどいろんな虫が落ちてきます。

 

最近では、採集の時に木を蹴らないように、と指導しているらしいですが、当時はそんなこと知ったこっちゃありません。

思いっきり蹴ってました。

朝早くに採集に行くと、たくさんとれました。

 

今でもその場所でカブトムシが捕れるのか分かりません。

大人になると熱は冷めてしまうものですね。

しかしカブトムシなどを見ると、今でも血が騒ぎます。

でも採集に行こうとまでは思わなくなりました。

 

ミヤマクワガタは昼間でも活動するので、見つけやすいクワガタだそうです。

ミヤマクワガタ

以前、四国の風力発電の施設を見学しようと、山に登っていったことがありましたが、そこにおびただしい数の、ミヤマクワガタの死骸を見つけたことがありました。

公園の駐車場のスペースほどの広さに、何百匹もの死骸が散乱していたのです。

 

大部分が雄でした。

そのときは理由が分からず、凄い光景だなと思っていたのですが、ミヤマクワガタが冬を越さないことを知り、その理由をこう考えました。

 

夜の山中の明かりに引き寄せられ、雄も雌も集まり、交尾し、雄はそのまま果てたのではないかと。

真相は分かりませんが、ミヤマクワガタがまだまだたくさんいることを知って、ほっとしたのでした。

ミヤマクワガタ

 


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