スズランは北海道が有名です。
原種は東北高地や北海道に生えているそうです。
北海道に行くと、よくスズランが売られていますが、これは観賞用に輸入されたドイツスズランが多いそうです。
原種は滅多に見つけることは出来ないようです。
私のところにあるスズランも、おそらくドイツスズランでしょう。
初夏にニョキニョキと花芽が出てきます。
そして可憐な白い花を咲かせます。
花のふっくらとした形とフリルは、とても自然に出来たものには思えません。
下から花をのぞき込むと黄色いおしべが見えます。
芳香があり、香水の原料にもなります。
小人になって散歩にでると、かわいいシャンデリアのような花を見ることが出来、いい香りに包まれながら昼寝をします。
小人になりたいです。
ところがこのスズラン、見た目と違って恐ろしい力を持っているのです。
全体にコンバラトキシンという毒を持っていて、花、根の部分の毒が強く、スズランを活けた水を誤飲して死亡した例もあるそうです。
しかし根は強心利尿薬として利用できるので、使い方次第なんですね。
ちなみに花言葉は『純潔』『繊細』です。