キノコはどこにでも生えてきます。
でも食べられるものは、なかなか思うようには生えてきてれくれませんね。
ふと見ると、いつの間にか生えています。
しかしきれいな状態で見られるのは短い間だけです。
雨や風、虫などにやられてしまい、すぐボロボロになってしまうからです。
また、胞子を飛ばして、子孫の残すことがことが最大の仕事ですから、胞子を飛ばした後もボロボロになります。
運良く綺麗なキノコを見つけることが出来たらじっくり観察してみてください。
その姿に惚れ惚れしてしまうことでしょう。
私の場合は、キノコの傘の裏側を見るのが好きです。
綺麗に並んだヒダに、傘の上から透過する光が神秘的です。
種類によっては色彩も豊かで、まるで花を観賞するように楽しむことが出来ます。
写真のものは既に少々痛んでしまっています。
かつて旅先の山で真っ白なキノコを見つけ、採って帰って宿のご主人に聞いてみたところ、多分食べられるんじゃない?と言われ、思い切って食べてみたことがあります。
ヒラタケのアルビノ(色素のないもの)だったのではないかと思います。
今思えば無謀でした。
でも、おいしくいただきました。
見つけたキノコが食べられるのか食べられないのか、素人では区別が難しいです。
図鑑などで分かったような気になっていても、写真と実物では違います。
詳しい人と採取に行って、体で覚えるのが安全です。