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          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

シオカラトンボ

トンボといえばシオカラトンボというくらい(?)初夏になるとよく見るトンボです。

小さな池の周りを飛び回っています。

シオカラトンボ

縄張り意識が強いようで、池の同じ場所に留まって、他のオスが近づいてくるとさっと飛び立って、追い回して撃退してしまいます。

あまりに速すぎてどちらが勝ったのか分かりません(笑)。

同じ場所に留まっているので、おそらく初めから居たオスが勝ったのでしょう。

 

追いかける様子はまるで戦闘機の空中戦のようです。

こちらのことなどお構いなく、ビュンビュン飛び回ります。

よくもあんなにうまく操縦できるものです。

 

シオカラトンボのオスは体が青く、全体に白い粉が付いているように見えます。

まるで塩が付いているようなので、シオカラトンボという名前が付いたようです。

舐めてみても塩辛くはないそうです。

 

メスは黄色を基調とした色彩で、別名「ムギワラトンボ」とも呼ばれます。

オスとメスが見た目でこんなに簡単に分かるトンボも珍しいでしょう。

シオカラトンボ

ちょっと見て下さい。

この肉体美。

しなやかなお腹。

力強い胸の筋肉。

くるくる回る首。

すべてを見渡すことの出来る大きな目。

美しい!

 

留まるときには羽を体前方に下げてバランスを取っています。

このときたまに羽を動かすのですが、まるで精密機械のように左右の羽を上下にミリ単位で動かします。

 

羽は4枚で2対ありますが、前後に並ぶ羽は、小さい頃遊んだグライダーを彷彿とさせます。

羽はバランスよく左右に伸び、若干湾曲していて揚力も得られるようになっています。

 

羽の素材は詳しくは分かりませんが、透明で軽く、よくしなり、かといってしなりすぎず、所々にワンポイントの黒いマークが付いています。

シオカラトンボ

目は複眼といって、たくさんの目が集まって出来ており、しかも遠近両用で目がとてもいいのです。

ですから、空中を飛んでいる虫をそのまま飛びながらキャッチできるのです。

トンボはいろんな虫を食べてくれます。

昔から益虫(役に立つ虫)として親しまれてきました。

シオカラトンボ

しかしこのトンボもいろんな天敵がいます。

カマキリにネコやイヌなど、クモにも食べられます。

食物連鎖ってやつですね。

自然は厳しいです。

 


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