6月になり、うちでは毎日エンドウを食べています。
豆ご飯にしたり、卵とじにしたり、茹でてマヨネーズをつけて食べたり・・・。
いずれにしても噛みしめるほどに、エンドウ特有の甘みが口に広がっていきます。
もちろん無農薬で、有機肥料しかやっていませんから、その影響かもしれません。
エンドウの花には白色やピンク色、紫色の種類のものがありますが、出来るサヤの色には関係なかったように思います。
というのも今は、エジプトの遺跡から見つかった大昔のエンドウ、『ファラオのエンドウ』を育てていて、このエンドウの花は紫色で、出来るサヤの色も紫色なのです。
以前、普通のエンドウを作っていた頃にも紫色の花が咲いていて、サヤの色はすべて緑色だったような記憶があるので、そう思うだけです。
ひょっとしたら花の色とサヤの色には関係があるのかもしれませんが、分かりません。
エンドウは6~8cm位の大きさになった時が食べ頃です。
あまり大きいとサヤと豆が固くなり、美味しくありません。
小さければ小さいほど食感がよく、食べやすいのですが、もったいないです。
料理するときには背中のスジを取っておきます。
ファラオのエンドウは紫色の花をつけます。
そして出来るサヤの色も紫色です。
大きくなるにつれて色はあせてきます。
食べるのは中の豆の部分で、豆ご飯にして食べます。
不思議なことに豆の色は緑色です。
さらに不思議なことに、豆ご飯にして、炊きたての時には普通の豆ご飯なのですが、しばらくおいておくと、豆もご飯もまるで赤飯のような色に変化するのです。
豆ご飯を見て、一瞬、こ、これは・・・深い眠りから起こされたファラオの・・・・。
なんて思いますが、気にせず頂きます。
う~ん、おいしい。