田舎でつくろう!  ( blog版)              

          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

ネギ

ネギはどこでもできます。

だから、誰でも手軽に栽培できます。

我が家では裏庭や畑など至る所に植えてあります。

ネギ

ネギを取るときは、根っこから引き抜くのではなく、根のギリギリの所から切り取ります。

すると切ったところからまた生えてくるのです。

なんどでも収穫できるのです。

すごい生命力!!

 

とはいっても、家にはたくさん植えてあるので、豪快に抜き取って根っこの白い部分も使っちゃいます。

 

みそ汁、うどん、ラーメン、ぬた、すき焼き、納豆、・・・・などいろいろなものに使えておいしく頂きます。

ネギにもいろんな種類があって、それぞれの用途に合わせて使います。

ネギ

私の村でも一時、ネギの栽培が流行り、出荷する家もありましたが、そこで興味深い現象を目にしたのです。

 

それは消毒です。

ふつう、家で栽培して食べるには消毒などしません。

たまに病気になってしまうことがありますが、気にしません。

ネギは消毒や殺虫剤など必要としないのです。

 

ところが出荷用のネギは、ビニールハウス内で栽培し、出荷するまで何度も白い粉をかけて消毒するのです。

出荷用のネギを見るときれいで長さも整っています。

でも絶対に食べる気にはなりません。

 

栽培している人も、自分のうちで食べる分は別に無農薬で栽培しています。

無農薬でも十分なのですから。

 

別に私は農薬漬けのネギを買うなと言っているのではありません。

消費者が値段や見た目などにとらわれず、もっと生産者の方へ目を向け、現状を知った上で納得して購入できるようになったら、お互いに無理せず売買ができると思うのです。

 

今までの農家では、独自の販売ルートを持つことが難しく、卸業者の買い取りがなければ出荷できないという状況でした。

それでは生産者と消費者で、お互い求めているものが伝わりにくいはずです。

 

その点、最近よく見かける朝市や、道の駅などでの農産物の直売所はなかなかいいシステムです。実際売り上げも好調なようです。

現在私の所では、無農薬、減農薬のことを理解してくれた人が、農作物を買ってくれます。

購入者の生の声が聞こえるので、作りがいもあるというものです。

 


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