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          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

カボチャ

カボチャも生命力旺盛で、放っておいても収穫できる野菜のひとつです。

カボチャ

カボチャは一度植えておけば、数年間は種を買ったり苗を買ったりする必要はありません。

なぜかといえば・・・・。

 

毎年たくさんの実が成りすぎて、すべて食べきることが出来ずにそのままにしておいてしまいます。

すると自然に実が熟して中の種が土に落ち、それが毎年芽を出して生長するからなのです。

カボチャ

ですから、そろそろカボチャの苗を買って植える時期だな、と思うのではなく、こんなところにカボチャの芽が出てるぞ、もうそんな時期かという感じになっているのです。

きちんと畑を綺麗にしているとそんなことにはなりませんが(笑)。

カボチャ

しかしカボチャも美味しい野菜です。

 

カボチャが好きなのは人間だけではありません。

この辺りには特にヌートリアといわれる大きなネズミがいるのですが、彼らは野菜と果物が大好物なのです。

 

ヌートリアとは、体長50~70cm、体重5~10kgにもなるネズミ目ヌートリア科の哺乳類です。

まあ、とても大きなネズミです。

泳ぎがうまく、川岸に巣穴を掘って生活しています。

このヌートリアにも悲しい歴史があるのですが、長くなりますのでまたの機会に。

 

ヌートリアはなかなか賢く、運動能力も発達しているので、ちょっとやそっとのおどしや囲いなどは効き目がありません。

カボチャ

そこでブドウのように棚を作って、そこにカボチャを成らすことにしました。

これが大成功です。

カボチャのヘタの丈夫さと、そこそこの大きさで成長が止まるカボチャの大きさとが相まって、実が下に落ちることはありません。

これがスイカなら落ちてしまいます。

 

この方法はおすすめですよ!

カボチャ

カボチャには雄花と雌花があります。

実がなるのは雌花です。

自家受粉を防ぐためでしょう。

基本的に雄花と雌花があるものは、それぞれの開花時期が微妙にずれるようになっています。

カボチャ

 

カボチャ

受粉すると花びらの付け根にある子房が膨らんできます。

日を追うごとに成長していくのが分かります。

 

そしてヌートリアに食べられることなく収穫です。

これからに時期、我が家にはほぼ毎日食卓にカボチャが並びます。

 


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