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          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

井戸水のお風呂①

この春から、うちではお風呂に井戸水を入れて沸かしています。

 

裏庭の隅に古い井戸があるのです。

昔は飲み水に使っていたらしいのですが、今では上水道の普及によって使わなくなってしまいました。

 

いや、庭の散水には使っています。

ヤギの飲み水にも使っていました。

深いものではなく、ごく浅いものです。

底は岩盤になっていて、その割れ目から少しづつ水が湧き出ているのです。

いくら日照りが続いても枯れることはありません。

さすがです。

 

この状態のままだと飲み水にもなりそうですが、(飲み水に利用するには保健所の検査が必要です。)問題があるのです。

 

それは雨が降ると水が地下からだけではなく、表層を流れた水が井戸の壁からしみ出てくるのです。

ですからとても飲み水に利用はできません。

もっぱら木や花の水やりに使っていました。

しかし水がよく湧いてくるのでもったいないと思い、お風呂に使ってみることにしたのです。

 

モーターのポンプで井戸水をくみ上げて湯船に入れます。

綺麗な水です。

くみ上げてみて思ったのは、臭くないと言うことです。

 

臭いというのは、水道水特有の塩素の匂いがないということです。

これは楽しみです。

薪で沸かします。

いつもと変わりありません。

 

沸きました。

さて入ってみます。

おおっ!柔らかい!

お湯が柔らかいのです。

匂いもありません。

 

大げさに言うと、お湯がとろっとしている感じです。

体の芯まで温まるのが分かります。

井戸水にこんな効果があったなんて。

 


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