以前に使っていた五右衛門風呂が、果樹園の片隅から発見されました。
納屋を壊してからどこに行ったか分からなくなっていましたが、やっと見つけることができました。
私がまだ小さかった頃、入っていたものです。
まだ使うことができるかもしれないと思っていたので、何となく探していました。
でも、確か穴があいたため、新しい浴槽に変えたはずです。
見てみると底の方に小さな穴があいていました。
やはり使うことはできません。
仕方ありません。
五右衛門風呂はその性質上、どうしても劣化が早く進んでしまいます。
直接火にかけているのですから。
しかし効率はとてもよいように思います。
今使っていお風呂は、薪と給湯器の、どちらでも使えるようになっています。
薪と灯油とでは、風呂釜の構造から考えて、灯油の給湯器の方が効率がいいような感じがします。
しかし薪はただなので、薪でお風呂を沸かします。
この風呂を沸かす釜ですが、とても効率が悪く、薪を焚いても焚いてもなかなかお風呂が沸きません。
熱のほとんどが、煙突から出て行ってしまっている感じです。
寿命は10年くらいだったと思います。
これなら五右衛門風呂の方がいいような気がしてきたので、五右衛門風呂を探してみたわけです。
しかし、実際問題、今の浴槽を壊すわけにはいかず、風呂釜が壊れてもおそらく、また同じ風呂釜を買うことになるでしょう。
五右衛門風呂は趣味のお風呂としての使用になりそうです。
太陽熱を利用してわかした露天風呂など、夢が広がります。