新聞におもしろい記事が出ていました。
それは砂漠であるはずのアラブ首長国連邦の島が緑豊かになっているというものです。
写真にはキリンまで写っていました。
元々は砂漠の島でした。
そこにオリーブやヤシなどを植え、木、一本一本に水が行き渡るようにし、ダチョウやガゼルも群れているといいます。
これらは外部から連れてきたものが増えたものです。
風力発電機まで設置されています。
これらはすべてオイルマネーで作られたものです。
今ではエコツアーを観光の目玉にしているといいますから驚きです。
モンゴルの砂漠の緑化も大変なのに砂漠の島を緑の島に変えることができるんですね。
恐るべしオイルマネー!
さらに首都アブダビ郊外の広大な枯れたヤシ畑に、2兆2千億円をかけて二酸化炭素をいっさい出さない未来都市「マスダールシティー」を建設するというのです。
もうすでに着手しているそうです。
そこでは太陽電池畑が広がり、周りを風力発電機が取り囲み、必要なエネルギーはすべて再生可能なエネルギーでまかなうというものです。
もちろん移動は電気自動車です。
すばらしいですね!
まさに私の理想郷です。
現在中東ではエネルギー源としての石油ではなく、工業品の原料としての石油にシフトしつつあるといいます。
エネルギーとしては天然ガスを利用するそうです。
そうすることで二酸化炭素の排出量が減少するのです。
しかし中東の都市ではどんどんエネルギーを消費しており、その電気供給源は100%火力発電だそうです。
石油産出国でも自国での石油消費が増えており、輸入に頼る国にとっては脅威となっています。
もちろん日本がその最たるものです。
エネルギー資源は日本にはほとんどありません。
強いていえば原子力がありますが、私の考えでは素直には受け入れられません。
日本も自然エネルギー開発をどんどん進めていってほしいものです。
もちろん私個人でも「個人マスダールシティー」を目指してがんばりますよ。