燃料電池を入手したのでレポートしていきます。
見ての通り、教育用のモデル燃料電池です。
こんな小さな箱に燃料電池が入っていて、水素と酸素さえあれば電気が得られるのですからわくわくします。
太陽電池のように光がなくてもいいのです。
風力発電のように風がなくてもいいのです。
しかも電気を使っても出てくるのは水だけです。
蓋を開いてみると実験用具のような装置が現れました。
意外とちっちゃいです。
しかも装置の心臓部は500円玉くらいの面積しかありません。
ちょっと心配になると共に、コンパクトなものが好きな私は、にんまりとしてしまいます。
説明書に従って組み立てていきます。
説明書は中国語と英語なので、図を見ながら勘で組み立てていきます。
なんとか組みあがりました。
燃料である水素を得るための電気分解槽と、水素の元である水を入れるタンク、心臓部の燃料電池部、そしてモーターで構成されています。
電池で水の電気分解をして水素を発生させるので、電池ボックスも付いています。
これが燃料電池の反応部です。
ここに酸素と水素を入れてやれば電気を得ることができます。
単セルのみなので出力電圧は1V位です。
実用にはもっと面積の大きなセルを何枚も直列につないで大きな電力を得ます。