それはビールで有名な会社、アサヒビールが、エタノール燃料を事業化に見合うだけのコストにすることが出来そうだというのです。
今までの考え方ではコストが高くなってしまうのですが、この会社では、糖度も高く、大きく成長するので、エタノールを3倍取ることが出来る新品種のサトウキビを使うことで、コストの問題を解決したのです。
さらに、サトウキビの絞り汁すべてをエタノールにするのではなく、エタノールと砂糖を同時に得ることに成功しました。
その結果、生産コストは30円/Lに押さえることに成功しました。
なかなかのアイデアです。
糖度が高いために成功したようです。
エタノールの生産は沖縄の伊江島でおこなわれ、伊江島の公用車に利用されています。
ただ残念なのは、日本ではまだエタノール100%の燃料は認められておらず、ガソリンに混ぜる量は3%以下に規制されています。
3%混ぜたものをE3燃料といいます。
これだとガソリン車を改造することなく、E3燃料を使うことが出来るからです。
番組ガイアの夜明け