山芋には自然薯といわれるものがありますが、私の中では、天然物が自然薯で、栽培しているものは山芋という区別があります。
正しいかどうか分かりません。
多分間違っていると思います。
山芋は名前の通り山に生えています。
収穫は秋ですが、やはりイノシシとの競争になります。
イノシシは山芋が大好物で、いろんな所を掘り返して山芋を食べてしまっています。
どうして山芋の場所が分かるのでしょうか。
臭いでしょうか。
人間には臭いは分からないので、山芋の場所を探すには、ムカゴという種のようなものを探します。
なんでも都会では高級食材になっているようですが、田舎には捨てるほどあります。
実際食べないで捨てています。
ムカゴを見つけるとその根本を掘っていきます。
山芋は細長いので折らないように慎重に掘ります。
掘り出すとゴボウのような感じです。
この山芋は簡単に栽培できます。
ムカゴを植えておけば勝手に芽が出てツルになり、大きくなります。
しかしこの場合、食べられるほどに大きくなるには何年もかかります。
食べ方はいろいろですが、小さい短冊に切って酢醤油で食べたり、すり下ろして醤油で食べたりします。
いわゆるとろろですね。
山芋を植えておくと、そういえば山芋植えていたなあと、忘れた頃に食べられるほどの大きさに成長しているので、なんか得をした気分になります。