皆さんは二槽式洗濯機をご存じでしょうか。
洗濯槽と脱水槽に分かれていて、洗濯しながら脱水できる優れものなのです。
5月26日の新聞に漫画家の赤星たみこさんが、二槽式洗濯機について書かれていて、我が意を得たり と思ったのでした。
私の意見を、赤星たみこさんがまるで代弁してくれているかのようでしたが、私の意見を述べますと、はっきり言って、全自動式洗濯機よりも二槽式洗濯機の方が洗浄力は上です。
どんな汚れ物でもかなりきれいになります。
また、二槽式洗濯機は洗濯液が2度3度と使えるのです。
まずはじめに白いものや、汚れの少ないものから洗濯します。
洗濯し終わったら脱水にかけます。
そのとき、洗濯槽の洗濯液は捨てず、次に汚れているものや、色の付いているものを洗濯します。
洗濯と脱水を同時に行うのです。
汚れはすぐに落ちるので、洗濯に5分、脱水に1分もかければ十分です。
給水はお風呂の残り湯を使います。
すると、まだ暖かいので洗剤の泡立ちがいいのです。
2度3度と洗濯すれば、2度目のすすぎ中にはじめの洗濯物が干せてしまうのです。
このように手順をうまく組み立てれば、すすぎも含めてあっという間に洗濯が終わってしまいます。
洗剤も水道代も節約できるのです。
なんといっても一番の楽しみは、洗濯していくうちに洗濯液が、だんだんと汚れてくるのを見ることです。
こんなにも汚れていたのか!という驚きと、洗濯物がだんだんきれいになっていく喜びで目が離せません。
ふたをしなくても洗濯できる二槽式洗濯機ならではです。
以前、全自動式洗濯機を使っていたことがありましたが、洗濯物をすべて放り込んで、スイッチポン!
そして1時間後くらいで、できあがりです。
水も無駄に使うし、洗濯中の様子も見ることが出来ず、全くおもしろくありません。
洗濯する喜びが感じられないのです。
やはり私はこれからも、二槽式洗濯機を使い、愛し続けることでしょう。