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          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

干し柿

秋祭りが終わると柿の季節です。

渋柿はそのままでは渋くて食べられません。

何でも食べるヤギでさえも嫌がります。

 

渋柿を食べるには渋を抜かなければなりません。

渋を抜くには、たるぬきと干し柿(またはつるし柿)という方法があります。

干し柿

たるぬきは、二酸化炭素を使う方法や、焼酎を使う方法があります。

それぞれ密閉する必要があり、一度開けるとすぐに痛んでしまうので、開けるタイミングを誤ると、まだ渋が抜けていなかったり、柔らかくなりすぎていたりと、すべてだめにしてしまう可能性が高いです。

今までうまくいったことは数えるくらいしかありません。

うまくいけばコリコリとしていて、おいしくいただけます。

たるぬきには”愛宕柿”が向いているようです。

 

そういうわけで、うちでは干し柿にしています。

干し柿には”西条柿”が向いています。

祖母が生前よく、「四谷の西条は最高」と言っていました。

西条柿には縦に窪みがあり、この窪みが深いのがよいということです。

確かに、愛宕と西条では全く味が違います。

西条は柔らかくてなんともいえない上品な甘さがあります。

今年は西条柿はあまりならず、愛宕が鈴なりになりました。

そうはいっても愛宕もおいしいので干し柿にします。

 


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