とうとう番組が始まってしまいました。
「月10万円で楽しく暮らせる町と村」です。
レギュラー番組になって、昨日が第一回目でした。
日本全国の月10万円以下で暮らしている家族を取材していくものです。
定年夫婦ばかりではなく、小さな子供と一緒の家族もいました。
共通しているのは、野菜などの食料を自分で作っていることです。
もしくは知り合いから安く譲ってもらっていました。
ニワトリを飼っている人もいましたが、食費を抑えるのが一番の節約です。
そうすると必然的に野菜関係を多く食べることになります。
タンパク質は、魚や卵が主になりそうです。
健康的ですね。
そして自然がいっぱいで、ゆったりとした時間が流れています。
食材は近所からのお裾分けで、旬のものが食べられます。
食べ物は旬のものを食べるのが一番おいしく、栄養も高いそうです。
無理矢理ハウスなどで促成栽培したものなどは、素材の持っている独特の臭みがなく、もの足りません。
私のところでも旬のものを食べるようにしています。
タケノコの季節なら、毎食タケノコが出ます。
カボチャなら毎食カボチャ。
旬はすぐに過ぎてしまい、次々と他の食材の旬が来るので、意外と飽きません。
家屋購入などの初期投資は必要ですが、暮らしていくだけなら年収100万以下で十分です。
老後をのんびり過ごしたい人は、どんな田舎でもかまわないでしょうが、子供を抱えている人は、教育について少々悩ましいところではないでしょうか。
田舎では生徒の人数が少なく、設備も十分ではないため、都会と同じような教育は望めません。
しかし都会では体験できないことが体験できます。
私は足が地に着いたこの体験こそ重要だと思っています。
小さい頃は野山でかけずり回り、自然の摂理を感じることができるようになることが、生きていく上で重要だと思います。
その土台がないと、何かのきっかけで崩れてしまうことがあるような気がします。
今では様々な情報が手に入ります。
うまく取り入れることで、知識のバランスは取れるのではないでしょうか。
それでもなにかしらの格差が生まれることは否めません。
それでも私なら田舎での体験の方を選びます。
自然を感じることのできる環境はすばらしいものです。
この番組の影響でもっと田舎暮らしに興味を持つ人が増えることを願っています。