このままでは自宅でしか発電した電気を使うことができません。
電力会社の電線とつないで初めて系統連係が機能するのです。
この接続は素人はしてはいけないというのです。
もう少しなのに!
でも法律で決まっているので仕方ありません。
でも納得いかないのが、接続の工事をすることができるのは電力会社が指定した業者だけ、ということです。
完全な癒着じゃないですか!
しかも工事費は10万円です。
接続だけなのに・・・。
(2段目の屋根に見える太陽電池はアモルファスで、独立電源に利用しています。)
仕方ないので頼みました。
これで完成です。
ここから補助金の条件であるモニターが始まります。
毎月データを取って送るのです。
それで半分補助をしてくれるのですから安いものです。
配電ボックスから引いているモニターをチェックして記録していきます。
毎月黒字です。
私の家のすぐ西には山があり、日照条件が非常に悪く、平均日照時間の半分もないのですが、黒字なのです。
それはもともと電気をあまり使わない生活をしているからなのです。
クーラーはもちろんありませんし、冬はコタツひとつです。
私の部屋には夏は扇風機があるだけで、冬は暖房装置は一切ありません。
夜になると窓が凍っていることがあるくらいです。
ということで電気はほとんど使わないのです。
でも元が取れるには何十年もかかりそうです。
設置してからもやはり近所の人からは、太陽熱温水器だと思われていたようです。
さすがに今では、太陽光発電だと理解してくれているようですが。
それから数件、系統連携の太陽光発電の工事のお手伝いをしましたが、やはりお金を頂くとなると、自分のうちのようないい加減なことはできません。
きちっと図面を引いて、ステンで架台を作り、瓦の下に固定できるようにします。
プロの人も作業しますから文句を言われないようにしなければなりません。
さすがプロ、工具類は一流品ばかりです。
うらやましかったです。
数日で仕上がりましたが、やはり素晴らしい出来映えです。
プロは違いますね~。