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          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

太陽光発電 ~設置工事~

とりあえず、また図面の引き直しです。

そしてまた鉄骨の注文です。

安く上げなければなりませんから、アルミやステンなどは使わず、亜鉛のドブ付け材を使います。

でも10年以上経っても何ともありません。

すこしは錆びているところはありますが・・・。

系統連携太陽光発電

家の側の国道脇で作業をしていると、近所の人が声を掛けてきます。

太陽電池だと説明しても理解してくれません。

太陽熱温水器だと思っているようです。

説明に時間がかかりそうなので曖昧にしておきます。

完成したらまた説明させてもらいますよと思いながら。

系統連携太陽光発電

設置といっても簡単にすることにしました。

鉄骨を組んで屋根に乗せ、その上に太陽電池を乗せるやり方です。

本来ならば、瓦の下の木に架台を取り付けるのですが、私のうちはとても古く、瓦の下には土を塗ってあるのです。

しかもずれやすく、ちょっとしたことでも雨漏りがしてしまいます。

ですから、設置には細心の注意が必要なのです。

系統連携太陽光発電

当時は私が持っているものといえば、電動ドリルだけです。

鉄骨にドリルで穴を開けて屋根に運び、タッピングで組み立てていきます。

今でこそインパクトドライバーを持っていますが、そのときはありません。

すべて手動です。

 

骨組み作業をしている時期は腕がぱんぱんになりました。

鍛えられた美しい筋肉が付きました。

日焼けした労働者の腕です。

しかし今では見る影もありません。

系統連携太陽光発電

骨組みができたら太陽電池を乗せていきます。

1枚13kgもありますから大変です。

これを全部で30枚屋根に乗せるのです。

いくら耐衝撃ガラスが使われているといっても、2階から落とせば割れてしまいます。

慎重にはしごを使って運んでいきます。

太陽電池を設置すると共に、コネクターをつないでいきます。

直列つなぎで高電圧にしてインバーターに送るのです。

簡単に言えば、AC100Vに変換するにはDC100V以上を入力してやると効率がよいのです。

実際はもっと高電圧でやりとりさせています。

ですから感電には気を付けなくてはなりません。

系統連携太陽光発電

すべての配線が終わり、コード類をインバーターにまで下ろしてくると一安心です。

後はインバーターに接続し、ちょろっと設定をいじってやります。

アースもちゃんと取ってやらなければいけません。

検査の時、アースの抵抗値が大きいと許可が出ないので、アースを取る場所にも気を付ける必要があります。

いざとなれば裏技もあるのですが・・・。

系統連携太陽光発電

今回は接続ボックス内も既製品なので接続が楽です。

インバーターや配線ボックスなどを収納するボックスはホームセンターで買ってきました。

気休めに南京錠もつけちゃいました。

 

ここまですべてひとりでやりました。

誰にも手伝ってもらいませんでした。

我ながら感心です。

若かったんですね。

いや、今もバリバリっすよ!

しかししんどかった~。

 

工事中、近所の人からは珍しがられていたようです。

ところがここからが問題なのです。

 


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